HOME
焼き物図鑑TOP
焼き物の産地 中国|朝鮮ヨーロッパ日本
■中国(13世紀後半〜17世紀前半の産地)

元代は磁器の装飾にとって重要な画期である。新たに白磁の釉薬の下に青い文様を表す方法が本格的に始まった。これを青花とよび、16世紀には青磁にかわって磁器の主流となり、現代に至る。釉薬の下に紅色の文様を表す釉裏紅(ゆうりこう)も元代に始まる。こうした新しい磁器を生み出したのは景徳鎮窯(けいとくちんよう)であり、明代には官窯(かんよう)が豆彩などの釉上の華やかな装飾法を完成させた。釉薬にも紅釉・藍釉・黄釉などが現われ、装飾の幅が広がる。

焼き物の産地
資料提供:佐賀県立九州陶磁文化館発行「文明とやきもの展」より転載
(C)1998 Kyushu Ceramic Museum
Copyright (C) 2002 kasengama All rights reserved.