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焼き物の産地 中国|朝鮮|ヨーロッパ日本
■朝鮮(11世紀後半〜18世紀後半)

高麗青磁(こうらいせいじ)と呼ばれる独特の青磁が10世紀頃に始まる。象嵌(ぞうがん)が特徴的な装飾であるが、陽刻・陰刻にもすぐれた作品がある。朝鮮王朝時代になると磁器の主流は青磁から白磁にかわり、高麗青磁から変化した粉青沙器(ふんせいさき)が現われた。15世紀後半には青花が作られたが、16世紀には白磁中心となり、17世紀以降、白磁・青花・鉄砂(てっしゃ・白磁鉄絵)・辰砂(しんしゃ)などの磁器生産が盛んになった。

焼き物の産地
資料提供:佐賀県立九州陶磁文化館発行「文明とやきもの展」より転載
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